
次世代の情報共有基盤システム『ネットコモンズ』
『NetCommons(ネットコモンズ)』は、今注目されている情報共有基盤システム。誰でも自由に使えるコミュニティウェアです。国立情報学研究所 情報社会相関研究系の新井紀子教授が開発し、2005年からオープンソースとして提供されています。
開発に携わった技術者たちがこだわったのは“使う人や環境を選ばない直感的な操作性”でした。
研究機関情報
情報学という新しい分野の“未来価値創成”を目指す学術総合研究所で、ネットワーク、ソフトウェア、コンテンツなど情報関連分野の新しい理論、・方法論から応用展開までの研究開発を総合的に推進しています。また、大学共同利用機関として、学術コミュニティ全体の研究、教育活動に不可欠な最先端学術情報基盤(サイバー・サイエンス・インフラストラクチャ/CSI)の構築を進めると共に、全国の大学や研究機関はもとより、民間企業やさまざまな社会活動との連携・協力を重視した運営を行っています。
NetCommons公式サイト
内閣府認証NPO法人コモンズネット
「ネットコモンズ」とは?
『ネットコモンズ』は、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とLMS(ラーニング・マネージメント・システム)とグループウェアを統合したコミュニティウェア。もともとは、全国の小学校から大学院までの教育をサポートするための学校サイトやe-ラーニングサイトの構築を容易にするためのシステムとして開発が始まりました。
すべてオープンソースを使い、誰でも自由に、無償で使えることで、現在、約1500の団体が導入。民間企業のグループウェアから同窓会サイト、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、個人商店のWebサイトに至るまで、さまざまな人にさまざまな形で利用されています。
2007年10月、中国の北京で開かれた国際ソフトウェア競技会で最優秀賞を受賞し、中国はもちろん世界的にも注目が集まっています。
※「Net Commons」は、国立情報学研究所が所属する大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の登録商標です。
開発者の声

- 内閣府認証
- NPO法人 コモンズネット
- 理事 寺口浩平さん

- 内閣府認証
- NPO法人 コモンズネット
- 副理事長 松本太佳司さん
--ネットコモンズプロジェクトにはどのような技術者が参加しているのですか。
いろいろな民間企業からの出向で、各分野の精鋭に協力してもらっています。
--一番こだわったのはどのようなことでしょうか。
誰でも簡単に使えることです。インターフェースについてはプロジェクト内でも相当話し合いましたが、私たち技術者の思う使いやすさと、ユーザーの感じる使いやすさにはギャップがあるんですよね。実際に現場で利用される方と意見交換を重ね“本当の使いやすさ”を追求しました。
そして、低スペックのPCでも快適に使えること。OSやブラウザも限定したくなかったのは、技術者のプライドですね。
また、機能や使いやすさだけでなくデザイン性も重視しました。
--いろいろ苦労されたのではありませんか。
苦労を苦労と思わない技術者の集団で(笑)。現場の先生から出された要望を実装するにはどうすればいいか考えるのも楽しいし、それが実現して喜ばれると、さらにうれしい。“もっとがんばろう”と思うんですよ。既成概念にとらわれずに自由な発想をしてくれる方々に、本当に貴重なご意見をいただきました。プロジェクトのメンバーにはもちろんですが、そういった方たちとの出会いにも恵まれていると、つくづく思います。
--次期バージョンではどのような新機能をお考えですか。
Ver.2.0は2008年上旬にアルファ版のリリースを目指しています。エイジャックス対応と、PHP5への対応が最大の目玉になるでしょう。PHP5に関しては、動作確認までは完了しています。Ver.2.0アルファ版はNPO法人コモンズネットの会員向けになる予定です。一般公開は、2008年下旬を予定しています。





