製品・プロジェクト特集

カンタン操作とセキュリティ強化を両立させた『Finger Log-On』

PCを使う以上、セキュリティを固めることは必須条件。セキュアデザイン株式会社が開発した企業向け指紋認証ソリューション『Finger Log-On』が、安全性の高さだけでなく従来の指紋認証ソリューションの欠点をクリアしたことで注目されています。

企業情報

セキュアデザイン株式会社

http://www.securedesign.jp/

テクノイマジア社が数億円と11年以上の年月を費やして開発した指紋認証技術とその製品を継承し、2005年1月に設立された。アメリカの国立標準技術研究(NIST)による精度評価においてファイナリスト15社に入るなど、認証技術の高さは海外でも注目されている。

取り扱い製品は指紋認証アルゴリズムおよび特許技術7件(出願中含む)をベースとした『Finger-Log-On』をはじめ、指紋読取装置、指紋認証モジュール、入退室管理システム、インターネット・イントラネットでの認証サーバーSD-CHAPなど多彩。

生体認証のパイオニアとしてオニアとして"顧客の期待を上回る製品を作り、商用化すること"を事業目標に掲げ、先端技術の研究・開発を続けている。海外展開を視野に入れ、イギリス・ロンドンのAIMに日本で初めて上場を果たしたほか、スウェーデンのFingerprint Card社やシンガポールのPCS Security社などと業務提携を締結しています。

「Finger-Log-On」とは?

PCのWindowsユーザーログオンのほかWindowsアプリケーションの認証、Webサイトの認証、グループウェアへのログオンなど、PCを使うさまざまな場面でIDとパスワードの入力が必要です。IDやパスワードを忘れないようにするのはもちろん、他人に推測されにくいものを設定したり、忘れた人や使えなくなった場合に再発行したりなど、企業では全社員のID・パスワード管理が大きな負荷になっています。

IDとパスワードに代わる認証方法として、個人を確定するのに安全で確実なのが生体認証。その中でも一番簡便な方法が指紋認証です。従来の指紋認証は、センサー部分に指先を当て、スライドさせて指紋を読み取らせる方式でした。これは慣れないとスムーズに認証されないことが多く、セキュリティの大切さは認識しているものの、ユーザーにとって新たなストレスとなっていたのも事実です。

そこでセキュアデザイン株式会社が開発したのが、指先を置くだけでいい『Finger Log-On』。指をスライドさせる必要がなく、慣れない人でも抵抗なくログオンできる画期的なソリューションです。

開発者の声

  • セキュアデザイン株式会社
  • ITube営業部長
  • 市川隆一さん
  • セキュアデザイン株式会社
  • 営業本部CSテクニカル
  • サポ-トサービス
  • 高橋裕明さん

『Finger Log-On』の開発には主にどんな技術が必要でしたか。

Windowsの公開されているAPIの理解ですね。セキュリティ製品の開発にあたりOSのセキュリティにかかわる情報は一般的に広く公開されているものではなく非常に高度な技術を必要としました。 また、ソフトウェアだけでなくデバイスを制御する知識も必要となりますので幅広い技術を採用する必要がありました。


一番、苦労したのはどのようなことでしょうか。

リリースまで時間がないなかで、Windows XPとVistaというまったく異なる2つのOSに対応させたことですね。当時はVista対応の指紋認証ソリューションがそれほどありませんでしたので、それははずせなかったんです。


やりがいに感じたのはどんなことですか。

真っ白なキャンバスに、自分の思いどおりに自由自在に絵を描いていくように、理想を具現化していく過程がとても楽しかったですね。“無”から“有”を創り出す、それが一番のやりがいです。


反響はいかがですか。

2007年5月のセキュリティエキスポが発表の場でした。情報に関する流出事故が増えてきた時期と重なったこともあり、たいして宣伝もしていないのに問い合わせが多くて驚きました。ICカードと指紋認証の融合により、金融機関を主体に高収入層など新しいマーケットが見込めますので、注目度はますます高まるでしょう。


SEとして心がけていらっしゃるのはどんなことですか。

一番大切なことは、ユーザへどんな機能を提供することがベストであるか常に考え、我々はどんなものを製品として作り上げればよいのか、最初の段階で正しく、かつ、しっかり理解することです。うちは自社で開発を行っていますので意志の疎通や統一が図りやすいことが強みの一つ。自社開発は細かいところまで融通が効くので、妥協することなく品質を追求できる点も、やりがいの一つですね。

続きにすすむ
エンジニアアテンダーによる案件紹介はこちら