企業情報
1992年12月設立。企業や一部の専門家や研究機関だけが利用していたインターネットを日本で初めて、一定の対価を払うことによって誰もが利用できる通信サービスとした企業として知られている。現在の基幹事業はインターネット接続サービスおよびネットワーク関連サービスの提供、ネットワーク・システムの構築・運用保守、通信機器の開発及び販売。無限の可能性をもつインターネットを、利用者が安心して使える通信サービスとして提供し続けることを、設立以来の変わらぬ使命と位置付けている。
IIJのエンジニアには「ノー」という言葉がない
IIJの魅力は、どんなところでしょうか。
「なんといってもモチベーションの非常に高い人が多いことですね。“ノー”がないんです。“こういう仕事があって、これにはこういう技術が必要なんだけど”と話すと“やってみたい!”と先を争うように手が挙がる。PMとしてはやりやすいですよ。IIJという会社が合うかどうかは、それを楽しいと思えるかどうかが分かれ目ですね。どんどん手を挙げられる人にとっては、とてもいい環境だと思います。それに、誰かが困っている時のバックアップ体制がしっかりしている。エンジニア陣の層が厚いのです」。
IIJの先進的技術力は“社員力”が基盤になっているといえそうです。
エンジニアとして伸びる人とそうでない人の違いは、どんなところにあるのでしょうか。
「IIJには日本のインターネット黎明期からのノウハウの蓄積があります。これが当社の強みの一つであり、もちろん活用するためのものです。でも最初からそれに頼るのではなく、まず自分で考える人は、間違いなく伸びますね。私は常々、メンバーであるエンジニアたちに“なぜ”というマインドを忘れないように、と言っています。なぜこのシステムなのか、なぜこのコードなのか。
それぞれの選択肢に対して、必ず“なぜ”と考えるように指導しています。また、次にお客様の視点で“なぜそれなのか”というところで、もう一度考えること。お客さまに対して“だからこれなんです”とはっきり言えるようになってほしいのです」。
いいエンジニアとは、インプットとアウトプットを明確に定義できること、とも。「これをするためにこれとこれが必要なので、用意してください」と過不足なく言えることが大切だと言います。
「プロジェクトを円滑に進めるポイントの一つは、個々のメンバーの特性や強み、スタンスを見極めて仕事を割り振ることですが、待っているだけの人には、その人のスキルレベルに合った仕事しか任せられません。それでは伸びないのです。やる気のある人には少しレベルの高い仕事も渡していけますから、それが伸びるチャンスにつながります」。
未経験からエンジニアを目指そうとしている人にメッセージをお願いします。
「それが全てではありませんが、一般的な資格には“触れて”おいてもいいのではないでしょうか。CCNAとか基本情報技術者試験とか。その後の知識や技術の吸収の度合いが違いますから、資格を取るのはいいことだと思います。私がこの業界に入った当時は、一人の人間が提案から実作業まですべて行っていました。それが近年、個々の技術の重要性が高まり、それぞれを別のエンジニアが担当し、チームを組んで業務に当たらないと仕事が回らなくなってきたのです。ネットワークはさらに巨大な可能性が広がっていますし、案件の規模も膨れ上がっていくでしょう。どこかで革新的な技術が出てくることも十分考えられます。この業界を目指し、生き残るためには、柔軟で自由な発想ができ、環境や状態の変化にすぐに対応できるようにしておくことが必要だと思います」。
『ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル』
照屋華子・岡田恵子 著/東洋経済新報社
“ロジカル・シンキング”とは、自分の考えを論理的に整理・構成し、相手に自分の考えを正しく伝える論理的思考法。ビジネスパーソンに不可欠のスキル「コミュニケーション力」が解説と集中トレーニングで身につく、話題の本。後藤さんは迷った時や方向性がわからなくなった時、いつも読み返しているそう。







