プロフィール
北澤 英崇(きたざわ ひでたか)さん
大学卒業後、銀行IT部門の情報子会社に入社し、取引先向けのシステム開発に携わる。主に小規模なシステム開発で、提案から設計、開発、運用とすべての工程を体認。その後はデータベースベンダーに移り、プリセールス活動をする。ここではマネージメントも2年間経験。そして、マイクロソフト株式会社のアプリケーションプラットフォームテクノロジー本部に転職する。現在SQL Serverのスーパーエンジニアとして活躍中。
妥協しないことが大切
北澤さんから若いエンジニアの皆さんに向けてメッセージをいただきました。
「何事も妥協しないことが大切です。例えばお客様に技術的なことを聞かれ、Webに公開されている情報やマニュアルを参照させて、『これをお読みください』というのは簡単でしょう。でも、そういった情報は正確ですが、分かりにくい場合が多かったりします。その情報に加えて、自分なりの言葉でわかりやすい補足説明することが重要だと思います。」
技術情報をわかりやすく説明するためには、その技術の本質を理解する必要があります。そのためには、関連する技術情報を調べたり、実際に動作確認する必要が出てくるかもしれません。でも、そういう作業をコツコツと妥協せずに積み上げることが、自分のスキルアップにも繋がるのです。
「Webやマニュアルの情報を単に参照させる人と、一つ一つわかりやすい説明を考える人とでは1年、2年経つとはっきりした差が出ると思います。」
さらに新人エンジニアは技術を教わるよりも、自分でできる限り調べる姿勢が大切。と語る北澤さん。IT業界の技術は日々移り変わっていきます。勉強を怠ると10年後には、ほとんど技術が使えなくなってしまいます。
「わからないことがあった時、どのように対応していくか。その過程が大切です。セミナー等で講師の説明を聞いたり、先輩にすぐに聞いたりする事で技術力を構築すると、分からないことにぶつかった時の対応力が弱くなってしまいます。できるだけ自分の力で頑張る過程がエンジニア力を育てると思います。」
そのためには、効率の良さのみを追求しないことが重要です。
「お客様に、Webに公開されている情報やマニュアルを参照させるだけなら、1、2時間で終わります。わかりやすく説明するために技術文章(資料)を作成するとなると、一日、二日と掛ってしまうでしょう。効率の良さとは反比例してしまうのです。しかし、それがエンジニアの力になる。」と北澤さん。
技術文章(資料)の作成をするということは一見効率が悪いようですが、これがすべて良い結果を生み出すのです。
「できあがったものを共有することで、社内で関連する人たちの技術力が上がります。また、わかりやすい資料を作成することで、お客様にも喜んでいただけるじゃないですか。いい事づくめでしょう。」
プリセールスエンジニアとしてはどのようなところを意識していけばよろしいのでしょうか。
「プリセールスエンジニアになると、製品を触らなくても、何とかなることが増えるかも知れませんが、できるだけ製品に触って、評価する姿勢が必要だと思います。また、若い人であれば、開発の仕事やサポートの仕事など、色々な経験をしてみるのもいいと思いますよ。」
いろいろなことを経験して視野を広げていくことが重要なのです。それによって、つねに相手の立場になって考えることができるのでしょう。
「エンジニアでキャリアを積んでいこうと思う人は、ぜひとも意識してやってください。」

ICレコーダー
フラッシュメモリに音声を保存する携帯録音機です。
WMA形式のファイルをパソコンから取り込み、ミュージックプレーヤとしても利用する事が出来ます。

インナーフォン
北澤さんは周りの雑音をシャットダウンするタイプをセレクト。
雑音の多い街中や電車の中でも、集中して聞くことが可能です。

北澤さんの利用方法
通勤時間を英語を勉強。ICレコーダーのスピード調節機能を利用して耳を慣らしています。また、巻き戻しも簡単で、聞き取りにくかったところは巻き戻して聞き直すことも。





