スーパーエンジニア特集

プロフィール

マイクロソフト株式会社

http://www.microsoft.com/ja/jp

北澤 英崇(きたざわ ひでたか)さん
大学卒業後、銀行IT部門の情報子会社に入社し、取引先向けのシステム開発に携わる。主に小規模なシステム開発で、提案から設計、開発、運用とすべての工程を体認。その後はデータベースベンダーに移り、プリセールス活動をする。ここではマネージメントも2年間経験。そして、マイクロソフト株式会社のアプリケーションプラットフォームテクノロジー本部に転職する。現在SQL Serverのスーパーエンジニアとして活躍中。

お客様の期待を上回るサービスを目指して

ずっとお客様の期待を少しでも上回るサービスを提供しようと、心掛けています。」IT業界は他の業界に比べて技術進化が非常に速い業界です。しかし、分かりやすい技術情報の提供が伴わない場合が多く、お客様に最新テクノロジーの良さを伝えきれていないケースが多い、という北澤さん。

「『この機能を説明してください』と依頼された時に、お客様はこれぐらいのレベルの説明はしてくれるだろうと期待するわけですよ。それを少しでも上回ることでその後、信頼関係が生まれていい関係をもたらすことができます。」

そんな北澤さんが仕事のやりがいを感じる瞬間はどんな時なのでしょうか。


「説明会等が終わった後に、お客様から、『すごく、よくわかりました。』と言っていただける時がうれしいですね。そのためにはいろいろ調べ物をしたり、必要であれば、検証をしたりしてわかりやすい資料を作成して、説明する必要があります。」

北澤さんは現在、英語を勉強中。それどういった理由からなのでしょうか。

「アメリカから発信の情報が多いので、早く技術情報を知りたければ英語力は必須です。日本語に翻訳されるのを待つと半年から一年の差が付いてしまうんですよ。それに日本語の翻訳はわかりにくいケースが多々あるのです。」

ICレコーダーを利用して通勤時間に、毎日聞いて勉強している北澤さん。常にお客様の満足のために、日々技術の探求を続けています。

日本の国際競争力の低下

北澤さんは、日本のIT業界の問題はどのようなところにあるとお考えなのでしょうか。


「エンジニアの地位を上げる必要があると思います。キャリアパスが少ないというのが問題ではないでしょうか。」

最近では「アーキテクト」の職種がいろいろな会社で作られています。しかし、現状は各会社のNO.1、NO.2といったレベルの人たちしかアーキテクトになれません。

「近年、『アーキテクト』という言葉は流行り言葉になっていますね。これを流行語で終わらせることなく、そういう職種が一般的になることが必要。アーキテクトをキャリアパスとして確立させることが大切なのです。」

そのためにはどのような改善が必要なのでしょうか。


「『コンピュータのテクノロジーは、その企業の武器になる』という認識が薄いので、そういった雰囲気を出していく必要があると思います。」

アメリカでは、各企業の情報部門などは戦略部門というイメージ。会社内での地位も高く、アーキテクトという職種が一般になっているし、将来の幹部候補になっている様な人が経験するキャリアの一つになっていると聞いたことがあります。

「日本では、情報部門は管理部門というイメージですね。そのため『ちょっとコンピュータに詳しいから行って欲しい』という文化になっています。コスト消費部門ではなく、戦略部門になることが大切でしょう。そうしていかないと国際競争力がなくなってしまいます。」

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