企業情報

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1997年、現・代表取締役の大谷省三会長がアメリカのシリコンバレーにてゼンテック・テクノロジー・インクを設立。当時、日本人がアメリカで起業したことで注目された。2000年2月にゼンテック・テクノロジー・ジャパン(ZENTEK)を立ち上げると、翌月にはゼンテック・テクノロジー・インクの全株式を取得し、連結子会社とする。2001年8月にはナスダック(現ヘラクレス)の市場に史上最短で上場。2002年4月、シンガポールにゼンテック・テクノロジー・シンガポール・プライベート・リミテッド(連立子会社)を立ち上げる。子会社は現在8社あり、ZENTEKと協力して、携帯コンテンツ、デジタルテレビ技術、固定無線通信システムサービスなど、さまざまな事業を世界に向けて展開している。

要点を捉え、人にわかりやすく伝える技術を

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執行役員
開発本部 本部長
仲西 隆策さん
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開発本部
QAグループリーダー
西牧 信さん

ZENTEKのQA事業の特長をお聞かせください。

「リピーターが多いことが一番の特長ではないでしょうか。依頼してくださった企業のほとんどが、別の仕事をまた依頼してくださいます。また、グローバルな技術を持っている点も魅力の一つですね。各国によってテレビの仕様が違いますので、それに合わせるには高度な技術が必要です」と語る仲西さん。

「検証サービス車」を利用して全国各地に赴き、その場で検証作業を行うことができるのも大きな特長の一つ。

「その地方でないとキャッチできないローカル放送がありますよね。そういったものを検証しに行くのです。例えば福島、山形、宮城の県境では三つのローカル放送がキャッチできます。それぞれ正常に認識しているかどうかチェックするのです」。

QAグループのリーダーである西牧さんに仕事のやりがいについて聞いてみました。

「例えば、テレビは家庭にご購入していただいたら、1日1回は必ず使ってもらえるモノだと思うのです。そういう製品を世に送りだしているというのはうれしいですね。だからこそ私たちがしっかりしなくてはいけない。検証業務とは“最後の防波堤”だと思うのです。もし不具合を見逃してしまったら、不完全な製品が市場に出てしまいます」。

検証をするうえで大切なのは「プライドを持つこと」だといいます。ZENTEKでは「検証は1回ではなく、3回行う」など、のルールを設けており、それをきちんと守ることがプライドにつながるそうです。プライドを持ち、仕事に対して厳しい姿勢であり続ける仲西さんと西牧さんには、彼らならではの苦労も。

「100分の1の確率で起きる不具合の原因を見つけるのには苦戦しますね。一度でもそれが起きてしまえば、不具合は不具合。必ず原因を追求しなくてはなりません。それが500回に1回でも同じこと。その不具合が原因で、別のものとつながって大きな障害を起こしてしまうケースもあるんですよ。だからこそ、一つ一つしっかり確認していきたいのです。」

ZENTEKでは過去のバグ情報をデータベースで一元管理。エンジニアたちはその情報を得ることでスキルアップができます。またプロジェクト中は不具合に関する情報に対してみな非常に敏感で、データベースでの共有はもちろん、他のメンバーに不具合の状況をメールで配信。他にもQAセンターの沖縄支店と毎日のようにテレビ会議を行い、意識とスキルを向上させているといいます。

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エンジニアに対してメッセージをお願いします。


「情報を共有してスキルを向上させるのも大事ですが、一番大切なのは自分自身でスキルを高めていこうという姿勢だと思いますね。どんなに情報が流れていても、その情報が自分の中に勝手に吸収されるわけではありません。会社に“おんぶに抱っこ”ではいけないのですよ。これは検証エンジニアだけではなく、エンジニアすべてに言えるのではないでしょうか。勉強しようと思えば、本やインターネットで調べることもできるし、外部の研修にも参加できますよね。」

通勤時間や休日のわずかな時間を利用して勉強しているそう。わずかな時間でも1年という長いスパンで見ればスキルの差が大きく開くといいます。向上心の高い二人は「エンジニアとして大切な心構えがある」と次のように話してくれました。

「『要点を捉えて、わかりやすく説明する』ということを常に念頭に置いて欲しい。説明を聞いても、内容がさっぱり伝わってこない人が増えてきているように感じます。そういう人は必ずと言っていいほど、報告書も満足に書けない。文章がダラダラ続いて、主語と述語がわかりません。人に説明する前に、伝えたいことを箇条書きにしてみてください。要点が見えてくるはずですよ。わかりやすく伝えることは作業時間の短縮につながります。ぜひ、みなさんも意識して行ってみてください」。

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