企業特集

企業情報

旭化成
ケミカルズ株式会社

http://www.asahi-kasei.co.jp/
chemicals/jp/

旭化成ケミカルズの前身である、旭化成株式会社の創業は1922年。旭絹織株式会社として設立され、合成アンモニアや化学繊維の銅アンモニアレーヨン糸 「ベンベルグ(TM)」、などを製造。ケミカル事業については、1962年以降アクリロニトリルモノマー、合成ゴム、高密度ポリエチレンなど、次々に事業化していく。1975年には、世界で最初のイオン交換膜法によるカ性ソーダを生産。2003年に旭化成株式会社が7つの事業会社に分社し、ケミカル(化学製品)事業を担当した事業部門が旭化成ケミカルズ株式会社となる。

大手企業だけではなく中小企業に向くシステムも

経営総括部 情報システム室
 課長 新井 潔さん

旭化成といえば誰もが知っている企業。旭化成グループにおける旭化成ケミカルズの役割は、旭化成の原点といえる化学製品事業です。売上高も旭化成グループ全体の3分の1を占めるそう。身近なものではどのような製品を扱っているのでしょうか。

「一番身近なものだとサランラップでしょう。スーパーマーケットの半透明の袋もそうですね。汎用品も多いのですけれど、付加価値の高いものも作っていますね。例えば、携帯電話の電池の中を分離する膜といったものも取り扱っているんですよ。」

新井さん、庄司さんが勤める情報システム室は、旭化成が分社化する前の1999年に設立。当時の名前は「eコマース推進部」という名前で、「AKchem.com」サイト(http://www.akchem.com/)立ち上げが始まりだったそう。「AKchem.com」とはeコマース(電子商取引)のみならず、インターネットを利用して情報交換や製品の受発注を行うことで、顧客サービスアップと販売機会の拡大、及び事務工数を削減できるサイトのことです。

「現在の業務内容はeコマース関係のサポートと基幹システムSAPの企画・保守・運用です。システムの開発は別会社です。」

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経営総括部 情報システム室
 課長 庄司 達也さん

旭化成ケミカルズは、eコマースの中でも企業間のEDIに力を入れています。EDIは大きく分けてロジ系と販売系の2種類。

「販売系は、お客様との受発注や見積もりのやり取りを電子的に行うEDI。ロジ系とはロジスティックス系の略で、倉庫や工場と在庫や入出荷などに関わるデータのやり取りをするEDIのことをいいます。EDIは紙の伝票のやり取りに比べて情報伝達のスピードがアップすると同時に情報を電子的に扱えることで、事務工数や人員の削減などにつながるメリットがありますね。」


販売系はさらに2種類に分かれ、一つはB to BのEDI。取引先でインプットしたデータが、そのまま電話回線やインターネットにつながって自動的に注文データとして流れてくるEDIです。もう一つは取引先がパソコンさえあればインターネットで注文することができるシステム。Web EDIと呼ばれ、取引先は低コストでできます。B to Bのほうは最初に投資が必要ですが、Web EDIは、コストをかけることのできない中小企業向けのシステム。この両者でEDI化を推し進めているのです。

「旭化成ケミカルズが売っているもので、ポリエチレンがあります。スーパーマーケットで扱っている半透明のビニール袋の原料ですが、袋を売っているのは小規模な会社が多く、営業の方がいらっしゃらないことも。そういった企業は商社を通すことで売り買いを一つの所にまとめるのが一般的ですが、そのようにならない企業はなかなか大きいシステムが導入できないので、Web EDIを導入していただいています。」

EDI化は、現状では大手商社がメイン。EDI化が進んでいるのは全取引件数のまだ半分弱で、残りはFAXでやり取りをしているのです。中小企業とのWeb EDI化を進めることで、EDI化率が60%以上になるそう。

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