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株式会社
アチーボ・ジャパン

http://www.achievo.co.jp/

中国を開発拠点とするオフショア開発ベンダー。アメリカ・シリコンバレーにあるAchievo Corporation(アチーボ コーポレーション)の日本法人で、東京と名古屋の拠点を統括している。品質を最優先に開発に当たり、ソフトウェアの設計から製造、テスト、保守までソフトウェアのライフサイクルをすべてカバーしている。大手エンドユーザーとの直接取引が多く、金融、流通、製造、官公庁など顧客の業界が多岐に渡ることも特長の一つ。

コストと人材不足の問題を解消する中国オフショア

執行役員副社長 開発1部 部長
長 法伽(ちょう・ほうか)さん

もともと中国へのオフショア開発はどのような背景で始まったのでしょうか。

日本は慢性的な技術者不足です。一方、中国は大学卒業者が増え、優秀な人材が豊富。国内では受け切れないものを中国へシフトしていったのが始まりです。人件費が安いことも、オフショアが進んだ大きな理由でしょう。

中国のオフショア市場の成長率は年に40%成長しています。その内訳は、欧米からの発注が圧倒的に多く、日本からの発注は10%強に留まっています。今後さらに伸ばすため、アチーボ・ジャパンが必要だと思います。

どうして日本からのオフショアは少ないのですか。

もっとも大きな理由は、仕様変更が多いことです。日本のシステムの大半はユーザーごとに作られています。要件定義、基本設計が遅れるのは日常茶飯事で、結果的に納期に間に合わせるため、要件定義が未確定のままスタートしてしまうのがほとんど。するとシステムテスト時に問題が続々と出てきます。このため、オフショアに出すのは怖い!ということになってしまうのです。

基本設計書を作る人は次の工程を考えず、仕様書を作るより、ワープロを打つ。次の工程の開発現場である中国側は“行間を読む”といわれる日本人特有のニュアンスになじめないのが事実。これがトラブルの元になりやすいのです。

高セキュリティ・高品質でお客様に安心をアピール

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御社の中国オフショアがスムーズに展開している秘訣はどんなところにあるのでしょうか。

ADP(アチーボ開発プロセス)です。お客さまがもっとも気になるのは、品質、納期、セキュリティです。当社のアチーボ深せん(※1)CMMI(※2)5を取得しました。これに基づき、アチーボ開発プロセスを作りました。


すべての開発はADPに準じて行うこと。また、中国の全拠点がISO27001を取得済みです。万全なセキュリティで、お客さまに安心して発注していただくことができています。

また、オフショア開発のフロントエンドは日本、バックエンドは中国ですが、納品後の仕様変更や緊急対応が必要な時はフロントエンドである日本がバックアップする体制が整っています。これも当社の大きな強みですね。

さらに、世界中に拠点がありますので、1つの拠点で作れば各国でサポートができます。だからこそグローバルな企業と仕事ができるのです。クライアント様自身にもそういう発想はないのが一般的で、当社が提案したら驚かれることが多くあります。

(※1)土へんに川 (※2)Capability Maturity Model Integration/米国カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所が開発し、ITベンダーに対して認定を行なっている「能力成熟度モデル」。レベル1~5まであり、多くのベンダーがレベル3というのが現状。


コミュニケーションの問題に関してはどのように解決しているのですか。

当社の現地リーダークラスの人間は全員、日本語が堪能です。日本の発注元の方が現地に視察にいらっしゃると、現場の人間が流暢な日本語で、しっかりやりとりできることに、皆さん一様に驚かれ、同時に安心してくださいます。おかげで、さらに別の新しい仕事をいただけることも多いのです。

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